当社では、お客様の利便性を考えて、ホームページに料金表を載せようと何度か試みましたが、やはり、条件が複雑にからみあい一定額の料金表を作ることを断念せざるを得ませんでした。
今回のコラムでは、その理由を具体的にあげてみたいと思います。
コンクリートやブロック塀のエックス線によるレントゲン検査やコア抜き(穿孔)は、作業環境や作業量、そして作業日時やその他の様々な条件により料金は変動します。
お見積りでは、前もってのヒアリングに基づいて、お見積りを作らせていただいております。
そのヒアリングでは、主に下記4点について聞かせていただいております。
2,検査の対象
3,作業量
4,作業日時
4つそれぞれをさらに具体的にみていきます。
1,作業環境
作業箇所(検査箇所・穿孔箇所)
■検査・穿孔する場所がどこにあるのか?
躯体の厚みとサイズ
■穿孔サイズはどのサイズを想定しているのか?
■躯体厚みはどのぐらいの厚みなのか?
検査・施工に必要な環境
■検査・施工に必要な電源はあるのか?
■発電機の準備は必要か?
■コア抜きに必要な水はあるのか?
検査・施工する壁について
■外壁なのか内壁なのか?
→YESの場合
↓
■検査・穿孔位置の高さはどのぐらいか?
↓
■足場や脚立・高所作業車が必要なのか?
■外壁なのか内壁なのか?
→NOの場合
■天井内の壁なのか?
↓
■天井内の壁の場合、点検口はあるのか?
↓
■壁を挟んだ両方に天井がある場合、点検口はあるのか?もしくは、天井開口できるのか?
検査・施工する床(スラブ)について
■RCなのかデッキスラブなのか?
↓
■階下には点検口はあるのか?
↓(もしくは)
■階下がピットなのか?
2,検査の対象
検査の種類
■埋設配管の検査なのか?
■鉄筋を切断しないための検査なのか?
3,作業量
■検査箇所は何箇所あるのか?
■検査後の罫書は必要かどうか?
4,作業日時
作業日
■平日作業なのか?
■日曜祝日の作業なのか?
作業時間
■日中作業なのか?
■夜間作業なのか?
これらの要素が重なり合って、その条件でお見積りの金額を決めさせていただいております。
こちらからのヒアリング等をさせていただきますので、その時にお伺い致します。
お見積り・お問い合わせは都築ダイヤモンド工業へいつでもお気軽にご連絡・ご相談ください。
あまり詳しい作業環境が分からない場合でも、お問い合わせいただければ当社の方でヒアリングさせて頂きます。
作業場所の写真や図面があれば、可能な範囲でご提供いただくとスムーズに打ち合わせも行えます。