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X線探査(X線調査)


X線探査は医療用に用いられるレントゲン撮影と同じ原理です。 X線を照射することによりコンクリート内部に埋設された鉄筋・配管・電線類を写し出し、埋設位置を正確に把握できる調査です。
コンクリート内部探査では最も信頼性の高い探査方法の一つで、コア穿孔工事の事前調査に最適です近年ではこの調査が欠かせなくなってきています。
ダイヤモンドコア抜きの際には、上下水道管や電気などの配管があるので探査する必要があります。

 

X線探査の作業の流れ

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1
エージング


撮影の前にまず現場でエージング作業を行います。
これはX線発生器が温まる為の試運転です。低い電圧から高い電圧にしてくので急激な負荷をかけた高い電圧でいきなりX線の撮影をするとX線発生器に負担がかかり、故障に繋がります。
エージング中でも微量のX線が発生するので鉛ゴムで覆って作業を行います。

step
2
撮影場所の確認


撮影場所、穿孔サイズの確認をさせて頂きます。
事前に電話、FAX、又は現場での打ち合わせで障害物がありX線発生器がどうしても設置できない時は障害物の撤去をお願いする事もあります。

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3
撮影準備


フィルム設置側の墨出しを行います。この時の条件としては、反対側にフィルムを貼る事ができれば撮影可能です。また、フィルム設置側の墨出しを事前にして頂けるのであればフィルム設置に費やす時間も短くて済むので、検査箇所の多い場合は、より検査量を増やす事が可能になります。
照射は基本的に穿孔、開口側から行います。当社は昇降冶具を所有していますので壁面の高さは約3.5メートルまで撮影可能です。また、天井内での作業があり周囲に点検口が無い場合は開口をお願いする場合がございますのであらかじめ事前にご連絡下さい。

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4
撮影


撮影の準備ができましたらエックス線作業主任者(国家資格)のもと、立ち入り禁止区域を設けて人払いをさせて頂きます。                      
これはあくまでも、第三者の被爆を徹底して防ぐ為のもので電離放射線の障害防止規則で定めるようになっており、法に基づいてのものです。 撮影の前に数回テスト照射を行い、撮影に最適な線量を決定してからフィルムを設置して撮影を行います。
撮影時間は、コンクリートの厚み、材質によっても異なりますが200mm以下で10秒、300mm以下では約3分かかります。このX線発生器の特徴として撮影可能なのはコンクリート厚が300mmまでです。これ以上の厚みになるとフィルムの判別が非常に難しく、事故の要因となります(電配管、鉄筋など判別はほとんど出来ない)。
もし、300mm以上の厚みのものを撮影する場合には、穿孔サイズの一回りか二回り大き目のサイズで300mmもしくはそれ以下になるまでハツリだしてからの撮影になります。こういう時に当社ではコア穿孔(コア抜き)の工事も併せて行えるのでスムーズに対応させて頂く事が出来ます。
また、撮影時フィルムを設置する際、配管、吊りボルトとの隙間にフィルムが入らない場合はフィルム設置予定の周囲にフィルムを設置する事になるので、フィルム(撮影枚数)が増える場合があります。
なお、フィルム1枚でφ160mmまで撮影可能です。
(安全管理)
当社ではX線検査業務に携わる作業員は必ず胸部ガラスバッチ装置を行い、作業員の線量把握(月単位でのデータ管理)と年に1回の健康診断とは別に半年に1回電離放射線健康診断を義務付けていますので、現場での無事故はもちろん。従業員の安全を守っています。

step
5
現像・判定


撮影終了後は検査車に戻り、フィルムの現像を行います。現像時間は10~20分です。
現像終了後は、検査員2名にてフィルムの判定、確認を行います。
 
弊社では検査車に低騒音発電機を常時搭載しておりますが、発電機を使用できない現場では100V電源をお借りする場合があります。また、何度も現像しに検査車へ往復しますので現場近くの駐車スペースを確保して頂ければ、作業時間の短縮に繋がります。

step
6
罫書き


フィルムに写された内容を検査箇所に罫書きます。(撮影された範囲、障害物、等)仮に、穿孔予定位置に障害物があった場合は、お客様と打ち合わせをさせて頂き、穿孔予定位置を変更して再度撮影させて頂きます。

step
7
フィルム提出


フィルムに写された内容を検査箇所に罫書きます。(撮影された範囲、障害物、等)仮に、穿孔予定位置に障害物があった場合は、お客様と打ち合わせをさせて頂き、穿孔予定位置を変更して再度撮影させて頂きます。

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8
片付け


機材の撤去、片付けを行います。

step
9
完了

 

 

コアボーリング(コア抜き)


ダイヤモンドビットを使用し鉄筋コンクリートに穿孔します。ダイヤモンドコア抜きやコア穿孔などと呼ぶこともあります。無振動なので綺麗に穿孔(円柱型の穴)できる工法です。コアドリルを固定する為のアンカー孔を開け、アンカーを打ち込みます。その後、コアドリルマシンのセットをし、穿孔作業にかかります。(この時、周辺に水が飛び散らないよう水処理パットを使用します。)
穿孔サイズは15mm〜600mmまで穿孔可能です。
当社では経験年数40年の実績があり、スピード、正確な作業、養生はもちろんの事、経験年数の浅い従業員に対しての教育を徹底して行うなど、お客様のお役に立てる仕事ができるよう、日々努めています。

 

ウォルソー


大きい円形の鋼板の円周に、ダイヤモンドチップを溶接したダイヤモン工具を使い、ウォルソーマシーンを使用しコンクリート構造物を切断します。コアドリルと同じく粉塵ゼロの作業が行えますので、室内での作業でも威力を発揮します。 理想のカットライン、希望する切断深さで作業が行えますので、開口工事や撤去工事に最適です。
ウォルソーマシーンをセットするためにレールを固定するのですが、ある程度平らな面でないと固定できないのが短所として挙げられます。

 

ケミカルアンカー

ケミカルアンカーとはその名のとおり化学反応を利用した接着剤を用いてネジを固定するものです。 穴を開け、接着系アンカーを挿入し、先端を斜めに切ったネジを打ち込むことによって接着系アンカーの容器が壊れ、化学反応が起こり、固定される仕組みです。
接着系アンカーは、その優れた固着性能及び簡便性から、旧来の金属アンカーに比べその応用範囲は広く、特に耐震補強工事などでは既存躯体との強力な固着の必要性から、定番の作業アイテムとなっています。

 

 

 

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