当社では毎月たくさんのコア抜きのご依頼をいただきます。
コア抜きの料金を下げる努力は絶えずさせていただいておりますが、お客様側のご都合次第で、料金をグッと下げることができる場合があります。
1,ひとまとめに
例えば、上水道の水道管のコア抜きをする際に、下水管のコア抜きもひと続きに施工することができれば、養生や清掃などの手間もまとめられるので、効率的です。
また、同じ現場内で電気・空調・衛生など必要なコア抜きをまとめてご依頼いただくことで別々に施工することよりも効率的に施工することができます。
2,壁や天井が無い状態がベスト
新築現場、既設現場に関わらず、ALCやボードなどの間仕切り壁が立ち上がった後や天井ボードを張った後の施工なのか、その施工前なのかでは、大きく作業にかかる手間が異なります。
壁や天井が仕上がった状態では、コア抜きの機器などを設置する際に、スペースが限られ作業が難航する場合があります。
また、入念な養生が必要になり、その分コストに反映されてしまいます。
間仕切り壁や天井ボードが無い状態だと、コア抜きの機器と接触することもなくスムーズに作業が進みます。
コア抜きする際にスムーズな施工は、ひとつ前の工程でご依頼いただくことがベストです。
3,高所作業の場合
高所のコア抜きの際に、場合によっては足場の設置や高所作業車やゴンドラの手配をお願いすることがあります。
高所での作業は、通常作業と異なり作業に費やす時間、人員が増えることも有りコストに反映されます。
その為、こちらも出来る限り同じ作業日でまとめてご依頼いただくことで費用をおさえることができます。
4,長距離の移動がともなう場合
コア抜きをする場所が、当社営業所の大阪から遠く離れた場所だと交通費が料金に反映せざるを得ません。
一度でまとめてコア抜きをすることができれば、一度の交通費をいただくだけですが、一つのコア抜きを複数回行うとなるとそれだけ交通費がかかってしまいます。
「コア抜きが必要な場所は本当にそこだけなのか?」と他の場所や他の棟にも必要かどうか、再度ご確認してみてください。
意外な場所でもコア抜きが必要な時があるかも知れません。
5,その他、長距離以外に費用がかかる場合
長距離移動にともなう交通費以外にコストに反映されるものがあります。
日中よりも夜間作業、平日よりも休日作業、人数が多く必要な作業など、施工現場の環境次第で費用は異なりますが、複数箇所の施工を1度にまとめることのほうが大きくコストを下げることができます。
まとめ
コア抜きが必要な現場での入念な検討、特に何棟にわたるような施工現場では、ご依頼前にコア抜きが必要な場所を十分に検討してもらうことがコスト削減に繋がります。
一通りのコア抜きを終えて、次の施工現場が控えていない場合は、その場で追加の作業をすることはできますが、次の工事予定が入っている場合は、その場での追加作業はできません。
前もっての計画・検討があればスムーズかつコストを抑えた施工をさせていただくことができます。
ご不明な点があれば、お見積りの時でもお気軽にお尋ねくださいませ。