ダイヤモンドコア抜きとは、電気・空調設備などのケーブルや給排水管を増設するための穴を開ける作業でよく用いられる工法です。
ダイヤモンドコア抜きには湿式と乾式の2種類があり、湿式のメリットとしては切り込みが軽く、高精度な穴開けが可能で、水を使うので粉塵を抑えることができるといったものがあります。
このコラムでは、ダイヤモンドコア抜きにおける当社のウリや行っているサービスなどについて言及していきます。
当社のダイヤモンドコア抜きはここがウリ!
当社、都築ダイヤモンド工業が行っているコア抜き(コア穿孔)のウリについて触れていきます。
少ないホコリと騒音
前述した通り、当社ではダイヤモンドコア抜きは「湿式」という水を使ったボーリング穿孔を行っています。
そのため「乾式」と比べて、作業を行う際の騒音やホコリなどの公害を最小限に抑えることが可能となっております。
また使用する掘削機械も長年の経験からホコリや騒音が少ない機械を選定しております。
綺麗かつスピーディー
当社では、『安全・スピーディー・確実な安心作業』をモットーとして掲げており、綺麗かつスピーディーな作業を全社員が常に心がけております。
現場においては、ムリ・ムラの無い作業を念頭に置き、安全第一を基本としています。
作業にあたる職人は高い技術力により、加工した孔には補修が全く必要のない綺麗な穿孔が可能となっております。
また、作業の進行も前もっての打ち合わせや、作業の流れの効率化で、できる限り効率的に作業を進めております。
行き届いた清掃
また、『徹底した養生・あと清掃』を常に全社員が心がけており、行き届いた清掃もウリのひとつとなっております。
湿式のダイヤモンドコアボーリングでもデメリットとしては、「ノロ」と呼ばれる水とコンクリートの削りカスが混ざったものが排出されます。
業者によっては、最後まで清掃を行わない業者もいると以前お客様から伺いました。
当社では、「工事前よりも綺麗に」を合言葉に、工事後の徹底した清掃に力を入れております。
顧客満足度の向上を企業活動の中心に置き、常にリスクや環境に配慮した質の高いサービスを提供できるようにスタッフメンバーの教育にも力を入れております。
様々な材質に対応
当社のダイヤモンドコア穿孔は、コンクリートだけでなく、ALC・アスロック・ハトコット・サイディングや、土木工事のガードレール・フェンス・よう壁や、レンガ・大理石・アスファルト、道路・ダム・トンネル・橘梁・土木などのコンクリート構造物や、その他鉄筋コンクリートなど様々な材質に対応しております。
また、穿孔の大きさは当社では、直径最小15mm〜最大600mmまであけることが可能です。
当社で行っているその他サービス
X線探査
当社ではX線を用いた方法で、コンクリートの内部を調査しております。非破壊の探査方法には電磁波レーダーを用いた非破壊検査もありますが、X線撮影法のほうがより鮮明な実画像で分析できるという利点があります。
X線撮影法は、一般的には「レントゲン検査」などと呼ばれておりますが、建築業界でも「レントゲン検査」や「エックス線検査」などと呼ばれています。
ウォールソー
ウォールソーとは直訳すると、ウォール(壁)のソー(のこぎり)といった意味があります。
モーターを走らせるレールを施工面にセットし、モーターに円盤状のブレードを取り付けて、壁や床などを切断するものです。
ウォールソーの特徴として挙げられるのは、切断面が綺麗ということです。また、ワイヤーソーやコア抜きと同様に水を使った湿式が主流ですが、水を使わない乾式のウォールソーでも施行は可能です。
ケミカルアンカー
ケミカルアンカーとは、化学反応によって全ネジ(寸切りボルト)や異形棒鋼を固定するものを指します。
一般的には、ケミカルアンカーと呼ばれているのですが、実はこれは日本デコラックス社の商品名です。
代表的なメーカーである旭化成ケミカルズ社ではケミカルセッターなどと呼ばれています。
正式には、接着系アンカーと呼び、ガラス管のようなものに入っているものと、カートリッジ式で専用ガンを使って注入するものがあります。
ケミカルアンカーの長所としては、既に出来上がっているコンクリート土台や壁にドリルで穴を開け、穴を掃除したあとケミカルアンカーを穴に挿して全ネジ等を打ち込むため施行が簡単で作業効率も抜群な点が挙げられます。
まとめ
当社では、X線検査からコア抜きまで一貫した施行を自社のみで行っております。また、コンクリート加工には40年の歴史があり、実績も多く、大手のお客様も多くいらっしゃいます。
ダイヤモンドコア抜きをご依頼したいとお考えの方であれば、是非信頼と実績のある当社へお気軽にご相談ください。