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コラム

コンクリートのコア抜き作業に注意している3つの点

コンクリートのコア抜きというのは、ご存知のようにコンクリートに円筒形の穴を開ける作業のことを指します。
「コアボーリング」や「コア穿孔」と呼ぶこともあります。
エアコンの室外機との配管などのためにおこなう作業でもありますので、とても身近な作業とも言えます。
ただ、そんな身近なコア抜き作業でも3つの点に注意を払っておこなっています。

1,養生
2,埋設物の有無のチェック
3,清掃

 

1,養生

まず、コア抜きにおいては養生が欠かせません。
コンクリートのコア抜きにおいては、一般的に湿式と呼ばれる水を使いながら穴を開けるという方法が採用されます。
このとき、コンクリートの削りカスと水が混ざったものが出てきます。
これをノロと呼ぶのですが、ノロが回りに散らないように、既設設備を汚さないようにするためのステップが養生です。
ビットを覆う専用パットやビニールなどを使って養生をおこないます。
コア抜きを行う周辺の機器や設備などには一切の影響が無いように、ギリギリの養生ではなく、余裕をもった養生を徹底して行っております。

 

2,埋設物の有無のチェック

コア抜き作業においては、レントゲンで内部に何もないことを確認してから作業を進めるというのが一般的です。
というのも、コア抜きにおいては穴を開ける位置の内部に水道管や電気配線などが存在するかどうかという部分が最大の注意点となってくるからです。
ただ、弊社ではレントゲンなしのコア抜き作業もおこなっております。
レントゲンをおこなわない場合には、コンセントや消火栓などがないかどうか、埋設の配管や設備を損傷しないように穴を開けるポイントや寸法、反対面の障害物の有無などにおいて入念なチェックをおこない、万全な状態でコア抜き作業を進めていきます。
穿孔時には、ノロの出具合など確認し、その状況によって配管に接触したかどうかを常に意識し、注意深く作業しております。

 

3,清掃

コア抜き作業に際しては、先でもお話ししましたようにノロというものが出てきます。
ノロには有害物質が含まれているため、きちんとした処理が求められます。
ただ、お客様の中にはどう処理すればいいのかわからないという方も少なくありません。
だからこそ、弊社ではコア抜き作業の際に発生したノロも含めて作業完了後の清掃をおこなっています。
ノロを適切に処理するのはもちろん、散らかしっぱなしということはありません。
清掃も含めて完璧に仕上げます。

 

最後に

身近なコア抜き作業ではありますが、やはりそこには専門知識や熟練した技術と経験が必要となります。
一つ一つの作業に手を抜かず、最後まで責任をもって施工に望む姿勢がお客様には高く評価されております。
コア抜きのご依頼の際には、コンクリートに向き合って40年の歴史と実績のある当社におまかせください。

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